結婚式の見積もりはなぜ上がる?最初の見積もりに入っていない項目と対策
- 最初の見積もりは、必要最小限の内容で作られていることが多い
- あとから追加されやすい8つの項目と平均金額(ゼクシィ調査)
- 見積もりの段階でできる5つの対策
目次
「最初の見積もりは300万円だったのに、打ち合わせを重ねるうちにどんどん金額が上がっていく……」。結婚式の準備ではよくある話です。
結論からいうと、結婚式の見積もりは上がるのがふつうです。この記事では、見積もりが上がる理由と、あとから追加されやすい項目・金額、そして見積もりの段階でできる対策をまとめました。
見積もりが上がるいちばんの理由は「最初は最低限の内容」だから
式場で最初にもらう見積もり(初回見積もり)は、必要最小限の内容で作られていることが多いです。たとえば、料理や衣裳がいちばん手ごろなランクになっていたり、演出や装花の追加が入っていなかったりします。
打ち合わせが進んで「料理をワンランク上げたい」「お色直しもしたい」「装花をもう少し華やかに」と希望を足していくと、そのぶん金額が上がっていきます。つまり、見積もりが上がるのはぼったくりではなく、内容が具体的になった結果であることがほとんどです。
あとから追加されやすい項目と金額
ゼクシィの調査(2022年)で、初回見積もりになく、あとから追加した項目として多かったものは次のとおりです。
| 追加した項目 | 追加した人の割合 | 平均金額 |
|---|---|---|
| 親の衣裳・着付け・ヘアセット代 | 34.1% | 54,854円 |
| 贈呈用花束 | 27.7% | 19,229円 |
| オプションの演出料 | 27.3% | 33,796円 |
| オプションの装花代 | 24.1% | 81,446円 |
| ペーパーアイテム | 24.0% | 21,317円 |
| お色直し・別撮り用衣裳 | 22.7% | 205,173円 |
| 衣裳小物代 | 20.9% | 35,886円 |
| BGM使用料 | 17.3% | 36,517円 |
出典:ゼクシィ(2022年7月、ゼクシィ花嫁会メンバー116人と、過去2年以内に結婚式を挙げた20〜30代女性220人のマクロミル調査)
追加する人が多いのは、親の衣裳や花束などの「当日になって必要だと気づくもの」。一方で、金額が大きいのはお色直し・別撮り用の衣裳(平均20万円以上)や装花の追加(平均8万円以上)です。どちらも「せっかくなら」と気持ちが動きやすい項目なので、最初から予算に入れておくかどうかを決めておきましょう。
見積もりの段階でできる5つの対策
- 招待人数は少し多めで見積もる:料理や引出物はゲストの人数分かかるため、人数が増えると金額も上がります。最初は少し多めの人数で出してもらうと、あとで下がることはあっても大きく上がりにくくなります。
- 「実際に選びそうなランク」で入れてもらう:料理・衣裳・写真などは、最低ランクではなく、ふたりが選びそうなランクで見積もりを作ってもらいましょう。
- 上の表の項目が入っているか確認する:親の衣裳・花束・ペーパーアイテム・BGM使用料など、入っていない項目があれば追加した金額も聞いておきます。
- 持ち込み料を確認する:衣裳やカメラマンを外部に頼むと、持ち込み料がかかる式場もあります。節約のつもりが逆に高くならないよう、契約前に確認しましょう。
- 値引き・特典の交渉は契約前に:契約後に大きな値引きを受けるのは難しいことが多いです。比較している式場がある場合は、契約前の段階で相談しましょう。
「こだわる項目」と「削る項目」を先に決めておく
すべてを理想どおりにすると、予算はいくらあっても足りません。おすすめは、打ち合わせが始まる前に「こだわりたい項目」を2〜3個だけ決めておくことです。たとえば「料理と写真にはお金をかける、演出や装花はシンプルに」のように決めておくと、追加の提案に迷ったときの判断基準になります。
ちなみに、ゼクシィ結婚トレンド調査2024によると、挙式・披露宴の総額の平均は343.9万円(招待客の平均52.0人)。見積もりがこの金額より大きく下回っている場合は、含まれていない項目がないか特に注意して確認してみてください。
最終金額の目安を自分で計算しておこう
式場の見積もりと比べるために、結婚式費用シミュレーターでゲスト人数・地域・お色直しの有無などから総額の目安を出しておくと安心です。ご祝儀や親の援助を差し引いた自己負担額もあわせて確認できます。
参考・出典
※記事の内容は公開時点の情報です。制度や金額は変わることがあるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。